お知らせ
2016年10月26日 NEW
【コラム】保存方法とビタミンCの関係
コラーゲンを増加させるビタミンCの力
ビタミンCとコラーゲン生成の関係
肌寒くなってきましたね。
そうなると気になるのが、お肌の乾燥!!
ちょっと前は、日焼けと紫外線、化粧崩れが気になっていたのに・・・
今回はビタミンCについてお話したいと思います。
皆さん、コラーゲンという言葉、よく耳にしますよね。
肌のハリを維持し、シワ・たるみを防ぐコラーゲン。
このコラーゲンの合成に不可欠な成分がビタミンCです。
具体的には、コラーゲン合成時に欠かせない酵素の働きを、
ビタミンCがサポートします。体内のコラーゲン量は、
加齢によっても低下するので、ビタミンCをはじめとした
栄養バランスのとれた食生活が必要です。
また、ビタミンCは、紫外線による酸化作用からも
肌をガードしてくれるようです。
では、積極的にビタミンCを摂る為にはどうしたら
いいでしょうか?
三菱電機冷蔵庫:朝どれ野菜室
ビタミンCを減らさない工夫
この所野菜が高いですね;;特に葉物野菜。
せっかく買ったのなら、なるべく良い状態で、保存しておきたい!
最近気になる冷蔵庫が登場。
『三菱電機冷蔵庫:朝どれ野菜室』
鮮度やみずみずしさを保つほか、3色LEDの光の力で、
保存している間にビタミンCや糖量がアップ!(業界初)
するのだそうです!!
気になる方、もっとよく知りたい方は、
こちらのホームページをご覧下さい。(三菱電機冷蔵庫:朝どれ野菜室)
https://www.mitsubishielectric.co.jp/home/reizouko/series/separate/index_w_2016.html
調理のためのベーシックデータ 第4版
ビタミンCを出来るだけ多く摂るコツ♪
新しい冷蔵庫は魅力的だけど、今の冷蔵庫壊れてないし、
そもそもそういう冷蔵庫は高いし・・・
そのとおりです。
私たち管理栄養士が、最新家電以外の方法で、
栄養素を保つ方法をお伝え致します!!
ビタミンCは、水に溶けやすく、不安定な物質なので、
調理や保存方法などによる損失が大きいのです。
また部位によりビタミンC含有量も違うので、
工夫次第で、今までより多くのビタミンCを
摂ることが可能です。
[ビタミンCを多く摂るためのコツ5か条]
1:旬の時期に旬の野菜(食材)を摂ること
(ハウス物か露地物、夏期冬期の違い等時期によりビタミンC量は異なる)
例えば、ほうれんそうのビタミンC含有量は、可食部100g当たり
・夏採り生20mg
・冬採り生60mg
と夏に比べ冬(旬の時期)のほうれんそうは、ビタミンC含有量が3倍も多いのです。
文部科学省「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」食品成分表より
2:購入したら出来るだけ早く食べ、保存は低い温度で(0度が望ましい)
3:生で食べられるものは生で頂く
(ゆでたり、蒸したりすることで、ビタミンCは損失する)
4:ゆでる・蒸すより、炒める・揚げる方がビタミンC残存率が高い。
5:部位によってビタミンC含有量が違うので、葉や皮も大切に頂くこと。
(例:各部位100gあたりのビタミンCの含有量)
・大根の内部11mg
・大根の皮12mg
・大根の葉(茎の硬いところ)51mg
・大根の葉(葉の緑の柔らかいところ)112mg
要は、せっかく頂く自然の恵みを、知恵を働かせ、
ちょっとした調理のコツなども頭に置きながら、
感謝して頂くということが大切です。
上の写真の本は、調理のためのあらゆるデータが
載っていますので、とても参考になります。
また、食材の保存や調理方法、栄養価やメニュー
についてなど、弊社が少しお力になれるかもしれません。
お気軽にお問い合わせ下さい。
当カロリー計算・栄養価計算センターでは、(㈱Food Smile運営)
管理栄養士が、最新の食品成分表に基づき、栄養価計算を行います。